家庭教師研究会(通称Kate研)とは家庭教師研修制度の一つで、指導方法、受験対策などについて話し合い、お互いにスキルアップを図っていく当社独自の制度です。スーパー家庭教師とは、優秀な「プロ家庭教師」の中から、特に選抜された経験豊富な教師に対してランク付けをして「指導実績や人間性・指導能力」などを厳正に審査して当社が認定しています。ではその指導力は具体的にはどういった力でしょうか?問題が解けて、上手く説明できればよいのでしょうか?今回の「Kate研」では教師に求められる具体的スキルを掘り下げてみました。
下記の表は教師の指導力を各ステップに分けてまとめたものです。「ステップ1」「ステップ2」のレベルは指導する上での最低条件で、このレベルであれば学生のアルバイトでも充分可能です。しかし、成果を上げるには「ステップ3」以降の能力が必要となります。ではステップ3~5について詳細に見ていきましょう。
生徒が理解しているかどうか目の動きや表情を見て判断します。また学力の比較的低い生徒は「わかったふり」をすることがよくありますので、質問や例題を出して理解しているか確認していきます。その際、理解させるには「遡って教えないと進めない」ことがあります。重要なのはここで逃げないこと。わからなくなったところまで遡って指導しない限り、決して前へは進めません。
授業で理解したことを完全に一人で解けるようにならなければいけません。それには宿題を活用することが必要となってきます。授業で理解していれば解ける問題を宿題として出し、次回の授業で確認します。今週やったことが来週できるかどうかの確認をすることが重要です。
本番で点数を取れない理由として「場所の違い」「時間制限」が大きいと思います。(もちろんステップ4はクリアしていることが条件です)対策として、授業中に時間を計って問題を解かせ、「プレッシャーのかかった状態」を作ることが考えられます。また、家庭教師が弊害になっていることもあります。つまり「教えすぎていないか?」ということです。わからない所は何でも教えるのではなく、「自分で考える力」を付けさせなければいけません。時には「沈黙の時間」も必要となります。「自分で調べる方法を教える」また「ヒントの出し方」が重要で、教師の高い能力が要求されます。
今回は純粋に教師の教科指導力に焦点を当てて家庭教師に要求される能力を考えてみましたが、実際には「進路相談」や「心のケア」など様々な能力がスーパー家庭教師には要求され、その総合力を向上していくことが求められます。
| 指導力のステップ | 具体的な目標 | |
| ステップ1 | 問題を解く | 先生が問題を解けるレベル |
| ステップ2 | 解説する | 自分が解けた過程を生徒に教えることができるレベル(自己満足で終わる) |
| ステップ3 | 理解させる | 解説するだけではなく生徒に理解させることができるレベル |
| ステップ4 | 生徒が解ける | 理解したことをもとに、授業で実際の問題が解けるレベル |
| ステップ5 | 定期テストで解ける | 実際のテストで問題が解けるレベル |
| ステップ6 | 受験に合格する | もちろん志望校「合格」が最終目標! |
| ※指導力を体系化した一例です |