新潟県高校入試受験情報

1.公立高校入試の概要

公立高校入試の概要(日程は平成22年度予定)

区分 試験日 試験科目 備考
推薦 2/10 面接、課題作文か自己PRカード 課題作文か自己PRカードは高校によって異なる
一般 3/10 国、数、英、社、理 通信・定時制は科目が異なる
二次 3/24 国、数、英、面接 一般入試定員未達校が実施

 推薦入試では「調査書」と「面接」に加え、「課題作文」もしくは「自己PRカード」が合否判定の資料となります。「調査書」=「内申書」です。一般試験では「調査書」と「学力検査」が合否判定の資料となります(定時制高校では、国数英と面接、通信制高校は面接が科せられます)。

「調査書」に記載される「内申点」の決定方法

1.各教科を5段階評価
2.国、数、英、社、理と音楽、保健体育、美術、技術家庭の合計9教科
3.各学年の成績(1・2・3各学年の3学年分)
5(段階)×9(教科)×3(学年)=135点満点となります。

「5教科」も実技科目「4教科」も内申点では同じ評価点数で扱われます。「5教科さえやっておけば大丈夫」は大きな間違いです。実技科目は、授業態度や提出物によって成績がつけられるケースも多いので、しっかりと取り組まなくてはなりません。
各学年をそれぞれ評価します。1年生からの各学年の成績がそれぞれ大切です。

 

2.公立高校推薦入試システム

 一般推薦は、各中学校で校内選考を通過した生徒さんのみ受験できます。校内選考をもらうためには、1年生から、定期テストでの点数確保、実技科目も含めた良好な学習態度などは必須条件となります。
 推薦入試の合否は、調査書と面接、そして課題作文もしくは自己PRカードによって決定されます。同じくらいの内申点を持った生徒が多いので、面接と作文が合否に大きく影響する、と言っても過言ではありません。各高校によって、課題作文か自己PRカードのどちらの選抜方法になるかは異なりますが、早めの対策が必要です。

課題作文 村上、新発田、阿賀黎明、新津、万代、新潟、新潟中央、新潟南、新潟江南、新潟西、巻、三条、加茂、長岡、長岡大手、長岡向陵、正徳館、小千谷、国際情報、六日町、八海(福祉)、十日町、柏崎、久比岐、高田、高田北城、糸魚川、糸魚川白嶺
自己PRカード 上記以外の高校

 一般推薦とは別に、スポーツ強化を目的とした特別推薦という枠もあります。試験内容は一般推薦と同様です。新潟中央のバスケットボール、新潟工業のサッカーなど、各高校の伝統が活かされています。

 

3.公立高校一般入試システム

合否の決定方法

 学力検査は、国語、数学、英語、社会、理科の各教科100点、5教科で500点満点となります。特定の教科の満点が200点となる「傾斜配点システム」を採用する高校、学科もあります。その場合には、高配点の科目の対策を綿密に行う必要があります。

数学・理科 新発田(理数)、新潟(理数)、長岡(理数)、高田(理数)
数学・英語 万代(英語理数)、新潟中央(学究)、新潟南(理数)、新潟西(学励)、柏崎(理数)
国語・英語 新潟中央(音楽)
英語 新潟商業(国際教養)、三条商業(国際教養)、八海(普通)
国語 八海(体育)
自己申告 小千谷西

 新潟南(理数)のように、理数コースを第一志望とし、第二志望を普通科とできる高校もあります。この場合、理数コース不合格→普通科合格となるケースがあります。

持ち点の計算方法

 内申点(135点満点)と学力検査(500点満点)の結果を1,000点満点に換算し、その持ち点が上位の生徒より合格となるのが基本です。まず、内申点と学力検査をそれぞれ1,000点満点に換算します。
    内申点…135点満点→(×7.4)→ 1,000点満点
    学力検査…500点満点→(×2.0)→ 1,000点満点
 次に高校、学科ごとに定めた比率で、内申点・学力検査の点数を分配します。この計算で内申点と学力検査の合計が1,000点満点に換算されます。「内申点:学力検査」は、下の5つのパターンです。

「7:3」 「6:4」 「5:5」 「4:6」 「3:7」
採用なし 【内申重視】
西川竹園
【バランス型】
普通科・実業科の一部
【学力検査重視】
実業科が多い
【学力検査重視】
進学校が中心

 例)「3:7」の学校であれば次の通りとなります。
     内申点…1,000点満点→(×0.3)→ 300点満点
     学力検査…1,000点満点→(×0.7)→ 700点満点
 学力検査が同じでも内申点が10点違うだけで、「3:7」の高校入試であれば、持ち点は22点差にもなります。
     内申点100点→(×7.4)→(×0.3)→222点
     内申点 90点→(×7.4)→(×0.3)→200点
 わずか数点に多くの受験生が集まる高校入試。日頃より、内申点1点の重みがいかに大切かを意識して取り組まなくてはいけません

 

4.私立高校入試の概要

区分 試験日 試験科目 備考
推薦 1月中旬 面接のみが大半 全員合格が基本
専願 1月中旬 国、数、英、面接 合格したら必ず入学
一般(併願) 1月中旬と2月中旬 国、数、英、面接が多い 入学辞退が可能
二次 3月中旬 国、数、英、面接が主流 公立高校合格発表後

 推薦入試は、公立高校推薦入試と違って、校内推薦をもらえれば特別なことがない限り合格できます。内申点を上げて推薦基準をクリアすることが大切です。
 専願入試は合格したら必ず入学しなければなりません。ただし、私立高校が第一希望ということならば、推薦入試で合格する方が得策です。そのためにも、勉強、スポーツを問わず日頃から努力をし、校内推薦をもらうようにすることが大切です。
 全ての私立高校で、一般(併願)という入試形態を取っています。この形態は、合格しても、他校を受験して合格すれば入学を辞退することができます。とりあえず私立高校の合格を確保した上で、公立高校を受験する生徒がほとんどです。一般(併願)入試の選抜方法は2種類あります。1つは、各高校が設定する内申点を確保できていれば「書類選考」と「面接」でほぼ合格となる方法です。もう1つは、国語、数学、英語の学力試験と面接を実施する方法です。こちらは、当日の学力試験成績が合否に大きな影響を及ぼします。
 また、私立高校入試は、各学校によって学力試験の問題も異なりますので、受験校に合わせた対策が必要です。特に、新潟明訓、新潟第一では、難易度の高い入試問題が含まれています