高校受験生必見! これからの対策

 公立高校入試まで残りわずかになりました。今回は、3月10日に実施される公立高校一般入試の受験科目5教科の傾向と対策を説明します。

国語

 ここ数年の出題形式は大きな変化がなく、大問3部構成になっています。(1)漢字の読み書きと文法、語句の意味などを問う問題、(2)古文と現代文の融合問題、(3)論説文の読解問題です。これからの対策としては、次のような事項が考えられます。

★国語が苦手な人
・頻出単元に絞って学習する
・漢字や文法、現代仮名遣いなどを押さえる
☆国語が得意な人
・頻出単元以外にも学習範囲を広げてみる
・記述問題をしっかり練習する


数学

 21年度は大問6題、小問28題で、大問1題、小問3題増加しました。特に例年基礎事項などの大問1は、小問8題から12題に増加し、正確性だけでなく、速さが要求されるようになりました。これからの対策としては、次のような事項が考えられます。

★数学が苦手な人
・計算練習、関数・図形の基礎事項の確認を徹底する
・基本的なドリルや教科書問題を反復練習する
☆数学が得意な人
・ワークなどの発展問題や、過去問題を数多く解く
・制限時間を決めて問題演習をすることで、スピードを意識する
・弱点分野を重点的に補強する

英語

 21年度は例年通り、(1)リスニング、(2)対話文読解、(3)自由英作文、(4)長文読解という出題形式でした。これからの対策としては、次のような事項が考えられます。

★英語が苦手な人
・単語練習をする
・1・2年の文法事項を確認する
・リスニングの練習をする
☆英語が得意な人
・長文問題を数多くこなす

社会

過去5年の出題分野、項目  年度
21 20 19 18 17
地理 地形図の見方      
世界の国々、人々の生活と環境
アジア、オーストラリア    
ヨーロッパ、アフリカ    
アメリカ、ロシア      
日本の国土      
東日本      
西日本      
日本と世界との関わり    
歴史 政治社会経済史 原始~平安
鎌倉、室町  
安土桃山、 江戸
明治、大正    
昭和、平成    
外交史(年代区別なし)
文化史(年代区別なし)
公民 現代社会と私たちの生活      
人間の尊重と日本国憲法        
国会と内閣、裁判所、三権分立、地方自治  
消費、流通、生産、市場経済と税制  
金融と財政、福祉  
国際社会と環境問題    

 21年度は、例年通りの大問5題でした。この時期には、問題演習に重点を置いて学習するのが効果的です。過去問題を使い、傾向のチェックも必要です。また、歴史は、出題頻度も高い明治時代(幕末)以降の再確認、地理・公民は、日頃より新聞などの時事問題に関心をもつことが得点力アップの一つの方法です。


 

理科

過去5年の出題分野、項目 年度
21 20 19 18 17
物理 光と音        
力と圧力          
電流と電圧
電流と発熱、電流と磁界      
運動の規則性  
エネルギー    
化学 物質の区別、気体の性質  
水溶液の性質      
物質の状態変化、融点と沸点          
物質のなりたち、化学変化と原子・分子  
物資と化学反応の利用        
生物 生物の観察の仕方、植物の分類    
植物のつくりとはたらき  
生物の細胞、生物の殖え方、遺伝    
ヒトの体の仕組み、運動の仕組み    
動物の分類        
自然と環境、環境と人間        
地学 地震と火山        
大地の変化    
気象の観測、天気の変化      
天体の動きと地球    
太陽系と惑星      

 例年、大問8題、第1分野(物理、化学)、第2分野(生物、地学)から各4題の出題となっています。毎年出題される分野は、特に重点を置いて学習するのがコツです。また、現在の3年生から学習指導要領が変更になり、イオンと電池、遺伝、仕事とエネルギーの分野の出題可能性が高いと予測されます。