3月11・12日の県立高校入試に向け、総復習・総仕上げを行う時期になりました。
現在習っている部分はもちろんですが、今まで習った分野の総復習が何よりも重要です。基礎の確認から入試レベルの応用問題まで、幅広く学習できるようにしましょう。
今回は、高校入試の英語についてのワンポイントアドバイスです。英語の長文が苦手な生徒は、是非参考にしてください。
岡山県の英語の問題は、全国の高校入試と比較すると、それほど難しい問題では無い、と言われています。
ただ、英語が苦手、特に英語の長文を苦手とする生徒は非常に多く、「何を読んでいるのか分からない」「どう読めばいいのか分からない」という声をよく聞きます。そのような生徒には、共通点があります。
1)単語を覚えていない
2)文法を理解していない
3)英語を日本語に訳すことに慣れていない
英語の長文が読めない生徒の大部分に、このような弱点があります。しかし、岡山県の英語の問題は長文が中心ですので、長文は読めなければ解くことができません。(参考) H21年度 英語問題
まずは自分がどこでつまずいているのかということから確認しましょう。
英語の勉強の第一歩は、単語を覚えることです。次の単語の意味は分かりますか?
また、次の日本語を単語に直せますか?
上の単語の意味が、下の日本語であることに気づいたでしょう。
もし、上で紹介した日本語の意味がすぐに分からなければ大変です。なぜなら、これらの単語は、実際に過去の県立高校入試で出題された英単語だからです。
このレベルの単語であれば、必ず意味を覚えるようにしておきましょう。また、日本語を見て英語に直すことも必要です。英語の長文は、このような単語が集まってできたものです。英語が苦手な生徒は、「単語ノート」を作って一日10~20個の単語を覚えるようにしましょう。
まず、下の文章を見てください。
I hear many zoos in Japan have a lot of new ideas to make animals at zoos happy and lively.
*) lively 元気なこの英文の中に、「文法」が何種類隠れているか、すぐに分かるでしょうか?重要な文法だけでも、これだけあります。
関係代名詞 |
I hear (that) ○○ |
私は ○○ だと聞いている |
不定詞 |
to make ○○ |
○○するための、○○すること |
makeを使う文 |
make 物(人) ○○ |
物(人)を○○の状態にする |
文法とは、文章を作るルールです。県立高校入試の長文は、このような「文法」を覚えていればすぐに読むことができます。
| 中学校で習う文法例 |
様々な文法の基本を覚えた上で、主語や時制によってどのように変化するかを知っていれば、長文は怖くありません。文法を覚えると同時に、英文の「書きかえ」の練習をしましょう。
長文問題を解くためには、英語を日本語に訳さなければなりません。
単語・文法が復習できれば、日本語に直す「コツ」を掴むだけです。もう一度、この文章を見てください。
I hear many zoos in Japan have a lot of new ideas to make animals at zoos happy and lively.
この一文、実は21年度の高校入試で出題された英文です。
問題の内容は、英文を訳しなさい、というものでした。つまり、このレベルの英文は訳せるようにしておく必要があります。
英語を日本語に訳すコツは、いかに英語を分解できるか、です。
英語の文章が読めない生徒はよく「こんな長い文章、どこから手をつけていいか分からない!」言います。
英語の文章を日本語に直すためには、まず「主語」と「動詞」の組み合わせを探すことから始めましょう。
ただ、主語をいきなり探すのは難しいかもしれません。その場合は、動詞を探しましょう。
I hear many zoos in Japan have a lot of new ideas to make animals at zoos happy and lively.
英語の基本が「主語」+「動詞」の関係と、英語の「文法」を理解できていれば、この長い文章を3つに分解することができます。
A I hear
B many zoos in Japan have a lot of new idea
C to make animals at zoos happy and lively
短い文章に分解し、上で説明した「関係代名詞」「不定詞」「makeを使う文」に注意してそれぞれを訳します。
A 私は聞いている
B 日本の多くの動物園はたくさんの新しい考え(アイデア)を持っている
C 動物園の動物を幸せで元気にするための
非常に分かりやすくなりましたね。最後に日本語にすると
直訳 |
「私は、日本の多くの動物園は、動物園の動物を幸せで元気にするためのたくさんの新しい考えを持っている、と聞いている。」 |
意訳 |
「日本の多くの動物園には、動物を幸せで元気にするたくさんの新しい考えがあるそうです。」 |
となるのです。直訳すると上の訳のようになりますが、ちょっと不自然です。
時間があれば、下の訳のように自然な形に訳せるかどうか挑戦してみましょう。
英語を苦手とするほとんどの生徒は、「長文が長くて読む気がしない」と答えます。
そのような生徒は、「基本的な単語を分かっていない」「文法というルールを知らない」「英語を日本語に訳したことが少ない」生徒たちです。英作文が苦手な生徒は、長文から取り掛かるのではなく、自分が単語・英文法を覚えているかどうかを確認してみましょう。
英語はパズルのようなものであり、単語の順番や変化など、必ずルールがあります。そのルール(=文法)に従って単語の順番や形を変えていけば、必ず英語の問題も解けるようになりますよ。
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